
体育館でも屋外でも、リングがあればどこでも楽しめるのがバスケットボールです。特に夏場は、男性を中心にストリートコートでのプレーを楽しむ方も多いのではないでしょうか。そんな夏場のプレーで気になるのが、ウエア問題です。汗やにおいの問題はもちろん、ストリートではおしゃれに気を遣っているプレーヤーも多く、ウエア選びに悩む場面も多いはず。
今回はウエア選びのポイントを押さえるべく、スポーツ専門店「GALLERY・2(ギャラリー2)」渋谷店で副店長を務める鈴木大介さんにインタビューを実施。前回のバッシュ編に引き続き「男性プレーヤーにおすすめのウエアブランド5選」を語っていただきました。

短めのバスパンにインナースパッツを合わせるのがトレンド
男性プレーヤーのバスケットボールウエアについてもここ数年で大きくトレンドが変化していて、その代表がバスパン(ショーツ)の長さです。女性のウエア同様、今は膝上の丈が主流となっています。今の30代~50代の方は「ちょっとダボッとした長めのバスパンがかっこいい」というイメージをお持ちかもしれませんが、今は公式戦の規定でも短めの丈が指定される場合が多く、メーカーも基本的には短い丈のアイテムを中心に展開しています。
短くなったバスパンに合わせて進化したのが、インナースパッツとの組み合わせです。太ももが隠れるくらいの丈のインナーだけではなく、片足全てを覆うインナーを着用する「ワンレッグスリーブ」のような着こなしも、SNSを中心に注目されています。短いバスパンを履きこなすには、インナーの選び方が鍵になる時代です。
インナー着用には吸汗性、速乾性以外にもメリットが
ウエアについて男性のお客さまから一番よくいただくご質問が、「汗をしっかり吸って、乾きますか」というものです。それだけ多くの方が汗問題を気にしているのだと思います。あとは「人と被りたくない」というご相談も非常に多く、派手なデザインがいい方、逆にシンプルがいい方など、本当に好みはさまざまです。
ウエア選びの際にぜひお伝えしたいのが、ウエアと一緒に「インナーウエア」を活用してほしいということ。ハーフパンツとタンクトップのタイプがあり、汗をよくかく方ほどご活用いただきたいです。インナーを着用することで、汗を吸収して乾かす効果に加え、コンプレッション仕様で筋肉のブレを抑えてくれるので、疲労軽減にもつながります。私自身もインナーありなしで次の日の疲労感が違うのを実感しています。意外と見落としがちなお尻周りの汗対策にもなるので、インナーパンツの併用もおすすめです。

汗・におい問題の解決だけではなくデザイン性もばっちり!おすすめのウエアブランド5選
それでは、男性プレーヤーにおすすめのウエア5選を紹介します。汗やにおいなどの問題解決はもちろん、デザインのバランスを高い次元で取れる、自信を持っておすすめできる5アイテムです。
LEGIT(レジット)

一つ目はLEGIT(レジット)で、GALLERY・2が今かなり推している日本のブランドです。デザイナーの方がプリントの色や素材にすごくこだわっていて、素材は基本的にポリエステル100%です。一見コットンのような見た目ですが、しっかり汗を吸って乾かしてくれるので、プレー中もウエアが重くなりません。さらに消臭効果もついていて、何回か洗濯してもにおいがつきにくい。「汗とにおい」の悩みを根本から解決してくれる、男性プレーヤーに本当におすすめのブランドです。
シンプルなポロシャツやタンクトップから、バックプリント入りのデザイン性高めのアイテムまでバリエーションも豊富。バスパンも落ち着いた色味の柄入りで、大人の方も学生プレーヤーも気軽に履きこなせます。デザイナーの方々はバスケ経験者でミニバスのコーチも務めていらっしゃるそうで、現場目線のつくりが反映されているのも好印象。取り扱い店舗もまだ少ないので、人と被りにくいのも嬉しいポイントです。

TACHIKARA(タチカラ)

ボールメーカーとしても有名で、代々木公園でバスケをする方ならボールを目にしたことがある方は多いはず。「ALLDAY」などストリートの大会の公式球にも採用されており、ストリートシーンを象徴するブランドです。
アパレル展開はここ最近始まったばかりなので取り扱い店舗もまだ少なく、「人と被りにくい」のが大きな魅力。デザインはシンプルで他のウエアとも合わせやすく、久々にバスケを再開される方でも気軽に手に取れます。素材もポリエステルなので、夏場のプレーに快適。カラー展開も多く、胸のワンポイントロゴ、バックプリント、カットオフタイプなど、シンプルながらも一味違うデザインのアイテムが揃っています。


DEUCE BRAND(デュース・ブランド)


ピースサインのロゴでおなじみのデュース・ブランド。ブランドのアイコンであるラバーバンドも有名です。NBAのスターであるカイリー・アービングの着用で一気に話題になり、30代以上の方なら、アイバーソン世代のリストバンド文化の延長線上として親しみのある方もいらっしゃるかもしれません。
アパレルでは綺麗な柄のバスパンが高い人気を誇っています。ポリエステル素材のウエアは胸ロゴやバックプリント入りのかっこいいデザインが揃っていて、海外選手の着用例もあり、問い合わせの多いアイテムです。デュース・ブランドはコットンTシャツも要注目で、私服とプレー兼用で使われる方も多いです。


NIKE / JORDAN(ナイキ/ジョーダン)

男性プレーヤーに特に人気が高いのが、ジョーダンブランドのバスパンです。NBAシカゴ・ブルズを連想させる赤・白・黒のカラーリングが大定番で、ジョーダンといえばやはりこのブルズカラーがすごく人気ですね。迷彩柄のような派手なデザインから、シンプルだけど綺麗な色味のアイテムまで、選択肢も幅広いです。
見逃せないのが、ポケット付きという仕様です。スマートフォンも入る現代仕様のポケットがついているので、私服感覚でそのまま履ける。例えば、お父さんがお子さんのミニバスにふらっと参加するようなシーンでも違和感なく着られる、便利な一着です。

SPALDING(スポルディング)

男性編で特に推したいのが、ミシガン大学のライセンスを取得したカレッジアイテムです。
ミシガン大学といえば、クリス・ウェバーやジュワン・ハワードを擁した「ファブファイブ」の時代が記憶にある世代にはたまらないロゴだと思います。色味はネイビーや白を主体に、黄色をアクセントに使った配色で、年齢の高い方でも比較的着やすく、世代を問わず手に取りやすいバランスのよさが魅力です。セットアップでの展開もあるので、上下揃えて着るのもおすすめです。
店頭試着で自分に合った一着を見つけよう!
ウエア選びで何より大切なのは、店頭で実際に手に取って試着してみることだと思います。サイズ感、素材感、生地の質感は画面越しでは伝わりにくいので、ぜひ足を運んでみてください。GALLERY・2には若いスタッフも豊富にいるので、選び方に迷ったらお気軽にご相談ください。今回紹介したアイテムは店頭で手に取れるほか、オンラインでも購入可能です。詳しくはウェブサイトをチェックしてください!
また、GALLERY・2ではNBAのウエアやTシャツなどのアイテムも多く取り扱っています。お気に入りのウエアに出会えれば、夏のバスケがもっと楽しくなるはず。汗や匂いの悩みに振り回されず、思いっきりプレーを楽しんでくださいね。ありがとうございました!
次回は女性編をお届けします!!


【店舗紹介】
新宿と渋谷を中心とする”バスケ専門店の聖地”と呼ばれる「GALLERY・2」。バスケファンからは「ギャラツー」という愛称で愛されてきたお店です。
バスケのテーマパークと呼ぶにふさわしいバスケカルチャーの演出がなされていて、一度は足を運んでみたいバスケショップです。