
6月20日から始まる「日本社会人バスケットボールリーグ/SBL-SB1」。&BASKETBALLではSB1開幕特集として、アマチュア最高峰リーグに参戦する男女全16チームを紹介!
今回は女子の前編!ミツウロコ、山形銀行、滋賀銀行LakeVenus、今治オレンジブロッサムを、&BASKETBALL編集部による独断と偏見のチャート分析も混ぜながらリーグ優勝予想をお届けします!
熱いのはBリーグやWリーグだけではない!この記事を期にアマチュアだからこそ生まれる本気と感動を目撃しよう!!

【SBL-SB1コンセプト】(JBA公式サイトより引用)
バスケで⽇本を元気に「アマチュアのプライドを魅せろ!」
限られた時間、揃わないメンバー、それでも選手たちは挑戦をやめない。「アマチュアのプライド」を胸に、仕事と両立しながら、勝利を目指して日々鍛錬を重ねる。妥協のないプレー、ぶつかり合う情熱、そのすべてがコートに表れ、観る者の心を揺さぶる。アマチュアだからこそ生まれる本気と感動を、バスケットボールで届けたい。今こそ、アマチュアの底力を。SBLはバスケで⽇本を元気にしていきます。
ミツウロコ

【戦績】
2025-26シーズン SB-1優勝(13勝1敗・リーグ2連覇)
2026高松宮記念杯 第3位
第92回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会 ファイナルラウンド2回戦進出
【チーム分析】
昨季はリーグ戦を破竹の勢いで戦い抜き、最高勝率でリーグ優勝に輝いた。平均得点は76.4点(リーグ2位)、平均失点は60.4点(リーグ1位)と攻守ともにトップクラスの数字を記録している。ロスターも関東1部の大学に所属していた選手が多く、誰が出ても強度の変化が少ないところも特徴だ。今季は新たに5人のメンバーが入れ替わったが、昨季リーグMVPの狩野美里選手(#17)や、3ポイント王の田中万衣羽選手(#11)は健在。ルーキーでは拓殖大学出身の堀越梨々夏選手(#32)も加入し、新戦力にも期待が懸るチームだ。
【注目選手】
狩野美里(#17)/180cm/フォワード
大学時代から有名な得点力はリーグでも群を抜いている。昨季はリーダーシップでも成長が見られた年であり、2025-26シーズンのMVPも獲得した。今季はチームのエースとして、さらなる覚醒の予感がある。

【総評】
2連覇を達成したチームが、さらに牙を研いで臨む今季。核となる選手を残しながら5人を入れ替えた布陣は、「現状維持」ではなく「更新」を選んだ姿勢の表れだ。平均失点60.4点というリーグ最少失点が示すように、勝利の土台はディフェンスにある。そこに狩野選手・田中選手という二枚看板の得点力が乗っかる構造は今季も変わらない。唯一の死角を挙げるとすれば、リーグ戦で唯一黒星を喫した秋田銀行との相性だ。高松宮杯準決勝でも同じ相手に敗れており、「絶対王者」の称号を完全なものにするには、この壁を越えることが求められる。

山形銀行

【戦績】
2025-26シーズン SB-1 第3位(9勝5敗)
2026高松宮記念杯 優勝
第92回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会 ファイナルラウンド 2回戦進出。
2025年滋賀国スポ優勝(10年ぶり)
【チーム分析】 リーグ戦こそ3位に留まったが、高松宮杯では見事優勝に輝いた。強度の高いディフェンスとハングリー精神を武器に、一発勝負で真価を発揮するチームだ。今季は昨年の主力だった木村陽菜選手や、7年間在籍した藤原穂香選手、谷優実選手が退団した。木林稚栄ヘッドコーチも退任し、新潟アルビレックスBB(Bリーグ・3部)から小川忠晴氏を招聘。3人の新加入選手も、プレータイムを得られる見込みは高い。
【注目選手】
加藤遥菜(#14)/167cm/ガード
地元・山形出身で今季で在籍4年目を迎える。今季はダブルキャプテンの一角として若いチームをまとめ上げることができるのか注目だ。持ち味はハードなディフェンス。チームのスタイルを体現し、山形銀行の勝利に欠かせない選手だ。

【総評】 主力が抜け、指揮官も変わった。それでも高松宮杯や国スポを制したDNAは、このチームに確かに流れている。「守って戦う」スタイルは継承しつつ、新HCがどんな色を加えるか。試行錯誤の中にこそ、新生・山形銀行の面白さがある。若さと経験値の融合が進んだとき、このチームはリーグでも上位争いに加わってくるだろう。

滋賀銀行LakeVenus

【戦績】
2025-26シーズン SB-1 第2位(10勝4敗)
2026高松宮記念杯 第3位
第92回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会 ファイナルラウンド進出
【チーム分析】
昨季はリーグ2位の成績を残し、高松宮杯でも3位に入賞した。オールコートで激しいディフェンスを披露し、平均失点は65.9点(リーグ3位)を記録した。しかし、地元開催の国スポが終了し、主力メンバーが退団。今季は6人の新加入を迎え、新たなチーム作りが始まろうとしている。ディフェンスルールの浸透など、リーグ戦を通して新加入選手がどのようにチームと融合するのかに注目だ。
【注目選手】
藤田夏生(#9)/166cm/シューティングガード
新旧メンバーが混在する中で、チームの攻撃をけん引するポイントゲッター。新体制においても得点面でチームを支える存在感が求められる。

【総評】 地元国スポが終わり、チームは大きな節目を越えた。6人の新加入という大幅刷新は「リセット」ではなく、長い歴史の上に積み上げる「更新」だ。試合巧者という評判を支えてきた文化。その土台の強さが問われるシーズンになる。藤田選手を中心に新旧の歯車が噛み合ったとき、滋賀は再び頂点争いに食い込んでくるだろう。

今治オレンジブロッサム
【戦績】
2025-26シーズン SB-1 第7位(5勝9敗)
2026高松宮記念杯 1回戦敗退
第92回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会 ファイナルラウンド進出
【チーム分析】
SB1参入1年目の昨季は、強度の違いなどに苦戦し、特に前半戦は勝利から遠かった。しかし、後半戦に入ると徐々にリーグへ適応し、ジョル・セイナブライ選手(#14)を生かしたインサイドで優位性を高めた。ディフェンス面でも定評があり、昨季の平均失点が68.6点(リーグ4位)。平均得点こそ67.1点(リーグ5位)ではあるが、主力の残留によるチーム力の向上を考えれば、上位に食い込む可能性もある。新加入選手も加わり選手層の厚さが注目される。
【注目選手】
ジョル・セイナブライ(#14)/186cm/センター
リーグ最長の高さを生かしてインサイドを支配するだけでなく、献身性もあり、チームを救う泥臭いプレーにも注目が集まる。

【総評】
SB1参入2年目、このチームにとっての本当の戦いはここからだ。1年かけてリーグの強度を体で覚え、後半戦に見せた粘りは確かな成長の証だった。主力が残留し、新加入も加わった今季は「慣れる」ではなく「勝ちに行く」シーズンになる。セイナブライ選手という186cmの絶対的な軸がある限り、インサイドで劣ることはない。平均失点68.6点という守備の堅さも武器だ。あとは得点力が上積みされれば、上位陣にとって間違いなく脅威になる。昨季積み上げた経験と自信を力に変え、今治から台風の目を巻き起こす。

今回のチーム紹介はここまで!「こんな情報も見てみたい」などありましたら、ぜひXなどのコメントからお寄せください!
SBL-SB1開幕は2026年6月20日(土)。日立市池の川さくらアリーナ(茨城県日立市)
日程の詳細はJSB公式HPから確認してください!
