
2026年6月20日から始まる「日本社会人バスケットボールリーグ/SBL-SB1」。
&BASKETBALLではSB1開幕特集として、アマチュア最高峰リーグに参戦する男女全16チームを紹介!
今回は男子の後編!富士通レッドウルブズ、ONELYS wakayama、びんご福山デニックス、九州電力アーティサンズのリーグ優勝予想を、&BASKETBALL編集部による独断と偏見のチャート分析も混ぜながらお届けします!
熱いのはBリーグやWリーグだけではない!この記事を期にアマチュアだからこそ生まれる本気と感動を目撃しよう!!

【SBL-SB1コンセプト】(JBA公式サイトより引用)
バスケで⽇本を元気に「アマチュアのプライドを魅せろ!」
限られた時間、揃わないメンバー、それでも選手たちは挑戦をやめない。「アマチュアのプライド」を胸に、仕事と両立しながら、勝利を目指して日々鍛錬を重ねる。妥協のないプレー、ぶつかり合う情熱、そのすべてがコートに表れ、観る者の心を揺さぶる。アマチュアだからこそ生まれる本気と感動を、バスケットボールで届けたい。今こそ、アマチュアの底力を。SBLはバスケで⽇本を元気にしていきます。
富士通レッドウルブズ

【戦績】
2025-26シーズン SBL-SB1:第2位(9勝5敗)
2026高松宮記念杯:2回戦敗退
第101回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会:ファーストラウンド敗退
【チーム分析】
2025-26シーズンの富士通は、前シーズンの3位から順位を上げて2位に輝いた。特筆すべきは平均失点の少なさだ。昨季はリーグ2位となる66.1点を記録。統率の取れたディフェンスで、簡単に得点を奪わせない。平均得点は66.4点(リーグ6位)と高くはないが、リーグ5位の得点力を誇る大倉龍之介(#1)を中心に、攻撃を展開する。そこに江端航佑(#11)らがどのように攻撃へ絡んでリズムを生み出すのかが勝負の鍵を握る。
【注目選手】
大倉龍之介(#1)スモールフォワード 190cm
大倉選手の強みは、サイズのあるウイングとして得点を取りにいけることだ。外角だけでなく、ドライブ、ミドルシュート、トランジションとさまざまな場面で得点に絡むことができる。チームとして得点が停滞する時間帯は、大倉の突破力でチームをけん引する。

【総評】
チームとしての完成度は高く、優勝争いに絡める土台は持ち合わせている。一方で、高松宮記念杯の初戦敗退は大きな課題となった。リーグ戦で勝てる力と、トーナメントで勝ち切る力は少し違う。ディフェンス力を武器に、苦しい時間帯にチームとして得点を狙えるか。チームの成長が楽しみな1年だ。

ONELYS wakayama

【戦績】
2025-26シーズン SBL-SB1:第4位(7勝7敗)
2026高松宮記念杯:2回戦敗退
第101回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会:ファイナルラウンド初戦敗退
【チーム分析】
和歌山県を拠点にBリーグ参入を目指すONELYS wakayamaは、2025-26シーズンより、SBL-SB1に参入したチーム。参入1年目はリーグ4位と上位に食い込み、初参入ながら存在感を放った。Bリーグ2部(B2)のライジングゼファー福岡と対戦した天皇杯ファイナルラウンド初戦では、72-76と敗れたものの肉薄。高松宮記念杯では、初戦敗退したもののSB1で戦える実力を十分に示した。
【注目選手】
山本仁也(#34)スモールフォワード 184cm
主将を務める山本選手の真価は得点やスタッツだけではない。悪い流れの時間帯にチームを落ち着かせたり、若手中心のチームで声をかけたりと、チーム全体のトーンをセットした。成長過程にあるチームでは、こうした存在の価値は大きく、上位陣と戦う上で山本選手の落ち着きとリーダーシップは欠かせない。

【総評】
昇格チームでありながら、リーグ戦における平均得点は全体2位の75.3点。平均失点は最下位となっているが、参入2年目でSB1の強度にどこまで慣れたのかによって、順位を高める可能性もある。SNSの発信にも力を入れており、X、インスタグラム、ティックトックで合計1万人近いフォロワーを抱えている。リーグの認知拡大にも一躍を担うチームとなるだろう。

びんご福山デニックス(2026-27シーズンからSB1参入)

【戦績】
SBL(SB1-SB2)入替戦・決定戦でSB1へ昇格
2026高松宮記念杯:3回戦敗退
【チーム分析】
今季でチーム創設3年目を迎えるびんご福山デニックスは、昨季SB2リーグで全勝優勝を果たすと、日本無線との入替戦でも勝利を掴み、見事SB1に昇格した。高松宮記念杯では3回戦まで勝ち上がり、2回戦では九州電力アーティサンズ(SB1)に90-80で勝利。3回戦では山形クベーラに71-78で敗れたものの、上位チームに対して接戦を演じた。最大の魅力と言える得点力が今季のリーグではどこまで通用するのか楽しみだ。
【注目選手】
齋達也(#30)ポイントガード 180cm
東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(B3)でのプレー経験も持つ大型ポイントガード。チームのリズムを作るだけでなく、自ら得点を奪いにいく嗅覚も鋭い。高松宮杯でもSB1所属チームを相手に果敢にアタックをし続けた。プロの強度を知る齋選手を筆頭に、どのようなバスケットボールを展開するのだろうか。

【総評】
びんご福山デニックスは今季の台風の目となりそうだ。入替戦での勝利や、高松宮杯での奮闘。上位に食い込む可能性も十分にありえる。また、オフシーズン中の5月30-31日に行われたYOKOGAWAカップでは、JR東日本秋田PECKERSに80-84で敗れたものの、昨季王者とも互角に戦える可能性は十分ある。バスケで備後の経済・社会・文化的発展に貢献するという目標の基、Bリーグ参入や世界への挑戦を目指す。

九州電力アーティサンズ

【戦績】
2025-26シーズン SBL-SB1:第6位(5勝9敗)
2026高松宮記念杯:2回戦敗退
第101回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会 :セカンドラウンド敗退
【チーム分析】
九州電力は攻守共に上位のスタッツではないが、しぶとく戦い、粘って勝つチームだ。圧倒的な個がいない分、チーム力を武器に戦うため、大きく崩れることなく最後まで戦い抜くことができる。守備とリバウンドを土台にしながら流れを引き寄せる。
【注目選手】
古家凛(#11)シューティングガード 177cm
九州電力のスコアラー。第79回国民スポーツ大会では、途中出場ながらチーム最多の15得点を記録し、チームをけん引した。その試合では、得点のほとんどがフリースローによる得点というのも特徴的で、ファールのもらい方や、得点を奪うバリエーションが多い。パスも捌けることで、チームとしてリズム良く攻撃を組み立てる中心選手となる。

【総評】
決して派手さがあるチームではないが、簡単には敗れない。優勝期待度はCと低いものの、新加入メンバーがチームにどのような厚みをもたらすのか注目だ。粘り強いディフェンスと、我慢強さで流れを引き寄せ、古家を中心に得点を伸ばしていきたい。

今回のチーム紹介はここまで!「こんな情報も見てみたい」などありましたら、ぜひXなどのコメントからお寄せください!
SBL-SB1開幕は2026年6月20日(土)。日立市池の川さくらアリーナ(茨城県日立市)
日程の詳細はJSB公式HPから確認してください!